ネズミとキツネをめぐって生きる寄生虫、エキノコックスエキノコックスはネズミの体内で育ち、さらにそのネズミをキツネなどが食べることでキツネの体内に移りすみ、そこで成虫になります。 そして成虫が産んだ卵は糞とともに野外にはなたれ、その卵が付着した水や食べ物を介して再びネズミの体内に入る、というサイクルを繰り返します。
エキノコックスはどこから入ってきたのですか?
・エキノコックスはどこから入ってきたのか? エキノコックスは主に多包虫の寄生虫でシベリア、中央アジア、ヨーロッパ中部、アラスカ等の北半球寒冷地に限られ(分布は北緯40度以北とされている。 ) 日本では大正8年北海道の礼文島で野ネズミが大量発生し天敵として千島列島のキタキツネが放たれた。 この時エキノコックスも一緒に入ってきたとみられている。 それから半世紀の間に北海道全域に汚染が拡大しつつあると思われます。
なぜエキノコックスは本州に生息しているのですか?
それはB君自身の健康への不安だけではなく、エキノコックスが本州に生息域を拡大する不安です。 従来、エキノコックスは北海道でしか定着していないとされていましたが、少数ながら本州での感染事例が報告されています。 2005年には当埼玉県内の野犬からエキノコックス虫卵が検出されたくらいです。 本州でエキノコックスが見つかる、原因は余りに明白でありましょう。 『北海道から持ち込まれた』か『北海道に行って持ち帰った』かのいずれかです。 札幌では室内犬からエキノコックス虫卵が検出された例があります。 このような場合はイヌからヒトへの感染がおこる可能性があります。 このイヌは間違いなく中間宿主のネズミを捕食したはずで、イヌは終宿主ですからエキノコックスの虫卵を便に排出します。
なぜエキノコックスは幼虫に作られたのですか?
実はこの部分、なんと寄生虫の幼虫に作られた病巣だった。 それは恐ろしい殺人寄生虫、エキノコックスと呼ばれるもの。 エキノコックスとは主にキツネなどイヌ科の動物に宿る寄生虫。 キツネの腸管で幼虫から成虫となり卵を生む。 その卵はフンと一緒に体外に排出され、土や水・草木に付着、
エキノコックス症ってどんな病気ですか?
○エキノコックス症ってどんな病気ですか? まず原因である寄生虫エキノコックスの一生を押さえておこうか。 卵・幼虫・成虫という順を踏むのは、およそ虫というモノには共通だな。 成虫が寄生 する相手を終宿主という、キタキツネが有名だイヌも終宿主だ。
